令和8年10月9日、熊本市アクセラレーションプログラム「HIGO CANVAS」のファイナンスメンタリング会を開催しました。
HIGO CANVASでは、採択企業等を対象に、2026年8月から2027年1月にかけて、先輩起業家や専門家を講師として招き、全6回のワークショップを実施します。事業成長に必要な知識やノウハウを学びながら、自社の事業を磨き上げていく実践的なプログラムです。
今回は「ファイナンス」をテーマに、一般社団法人九州CFOパートナーズ 理事(メドメイン株式会社 取締役CFO)村上 篤さんと肥銀キャピタル株式会社 冨ケ原 七海さんをメンターに迎え、採択企業が事業の成長に必要なファイナンスの知識を学び、シナリオや資金戦略を言語化するための壁打ちの機会を設けました。

ファイナンスメンターの講義から学ぶ、資金調達の考え方
前半は、ファイナンスメンターとしてお招きした2名より、それぞれ約15分間の講義を行っていただきました。一般社団法人九州CFOパートナーズの村上さんからは、CFOの視点から、スタートアップにおける資金調達の考え方や戦略についてお話しいただきました。資金調達を単なる資金確保の手段として捉えるのではなく、事業の成長を見据えた財務戦略として考えることの重要性について、理解を深めました。続いて、肥銀キャピタルの冨ケ原さんからは、主に「投資と融資の違い」をテーマに、それぞれの資金調達手法の特徴や仕組みについてお話しいただきました。資金を調達することだけでなく、自社の成長ステージや事業計画に応じて、適切な手法を選択することの重要性を学ぶ機会となりました。それぞれ異なる立場や経験を持つメンターからの講義を通じて、参加企業が自社の事業フェーズや今後の成長に照らし合わせながら、ファイナンス戦略を考えるための知識や視点を得る時間となりました。
個別相談でファイナンス戦略を練り上げる
後半は、メンターごとにテーブルを設け、参加企業がローテーション形式で個別相談を行いました。 講義で得た知識を踏まえながら、各社が抱える資金調達に関する課題や悩みについて、メンターと直接対話し、自社の状況に応じた考え方や今後の方向性について意見を交わしました。 一律の正解があるわけではない資金調達だからこそ、専門的な知見や実践経験を持つメンターとの壁打ちを通じて、自社に合った選択肢を整理し、今後のファイナンス戦略を具体化するための機会となりました。 今回の講義と個別相談を通じて、参加企業が資金調達への理解を深めるとともに、自社の成長に向けた次の一手を考えるきっかけとなることが期待されます。
今後のワークショップについて
HIGO CANVASでは今後も、採択企業の事業成長に寄与するワークショップやセミナーを開催していきます。引き続き、採択企業一人ひとりの挑戦に寄り添いながら、事業成長につながる学びと実践の機会を提供してまいります。